精一杯の「ありがとう」を6人へ
私は24歳です。
私の大好きなV6は今年20周年を迎えました。
私が4歳の頃から彼らは活動しています。
私が初めて彼らを認知したのはおそらく小学生になるかならないかぐらいの頃。
「ウルトラマンティガ」でした。
私には2学年下の弟がいるのでまさにドンピシャ世代。
私は忍たまの土井先生かダイゴ隊員のどちらかと結婚すると信じて疑いませんでした。
それから数年。次に彼らを認知したのは「学校へ行こう!」
この番組もまさに世代ドンピシャで毎日のように「みのりかリズム4」で遊んでいました。
因みに同じ学年だったHey!Say!JUMP(とくにBEST)もガッツリガコイコ世代なのでその話題も夏によく出ましたね
その頃から私はV6が大好きで我が家のマイカーのエンジンがV6気筒で喜んだりと子供ながらにずっとV6を応援してきました。
その学校へ行こう!も終了し、しばらくV6を見ることはほとんどなくなりました。
我が家は少し厳しいのか10時以降にテレビを見ることがほとんどなく、他のレギュラーをほとんど見たことがありませんでした。
それから数年、私は大学生になり、進路を決めなければならない時期になりました。
普通の会社に就職するのか、それとも自分の夢を追いかけるのか。
私の夢は役者になることです。簡単な選択肢ではありませんでした。
毎日悩み、泣き、暗黒の数年だったと思います。
そんなどん底の時期、たまたまCS放送を見るとV6が歌っていました。
曲は「スピリット」
この曲にこんな歌詞があります。
誰にでもきっとある 前に踏み出せないこと
諦めや 言い訳が 悪い癖になってる
かなう夢もかなわぬ夢も かけがえのないものだよ
君が択び君が歩んだ その道を後悔するな
どんな正しい答えよりも 大切なのは スピリット
衝撃が走りました。私に向けて歌っているのだと思いました。
実際MVの中のつなぎを着た彼らは遠くにいるカメラの向こうの私たちに訴えていました。
それから私は迷うことなく役者の道へ進んでいます。
役者の道に迷った時、悩んだときはこの曲を聴いて前を向きます。
本当はその時にすぐFCに入会したかった。
私は親の庇護下にいて、まして親不孝な道を進もうとしている。
中々FCに入会する足が進みませんでした。
大学を卒業して1年、ついに親に打ち明けV6のFCに入会しました。
やっと彼らに少しでも恩返しとして応援することができると思いました。
私がFCに入会したのが2013年9月なのでそこから初めてのコンサートになります。
今回一公演だけ応募したら奇跡的に最終日公演、デビュー記念日公演が当たりました。
本当はもっとずっと昔からFCに入って彼らに恩返ししている人たちが行った方が良いのかもしれない。
でも私はどうしても、小学生の私の初恋や学生時代に勇気をくれ、大学生だったあの時私を導いて救ってくれた彼らに「ありがとう」を伝えたいです。
我が儘かもしれません。でも私は入れなかった人たちの分までお礼を伝えてきます。
あと数時間後に彼らと会える。お礼を伝える。
遅くなってしまいましたが、本当に20周年おめでとうございます。
そしてありがとうございます。